川近 充
Kawachika Mitsuru
生年月日 1975年6月24日
出身地 アムステルダム
出身大学 東京都立科学技術大学工学部
航空宇宙工学科及び同大学院
現在の職 株式会社ソキュアス代表取締役社長
大学変革について
さびしいという思いはないですね。たんたんと受け止めています。出身が都立であることに変わりはないですし。それに社会に出てしまえば関係ないと思います。都立大のインターン生もいるから変わったという実感がないっていうのが本音かな。けど首都大になって開かれたのではないかな。僕は適応力が高いほうなので、これからはみんなに「首都大出身だ」って言いますよ(笑)変革については大義名分もあるでしょう。しかし変革の本質というのは、大学にコミットする一人一人がその事実に対してどんなポジティブな意味合いを与えられるかにかかっていると思います。その一人一人が首都大に対して与えた意味合いの総和として、変革の意味、目的が必然的に浮かび上がってくるのではないでしょうか。統合は道半ば。やがて一つのコミュニティとしての首都大が出来上がるのでしょう。
在学生へのメッセージ
私事ですが、今年の僕のテーマは、「感じる心を信じること」です。単なる「勘」とは、少しニュアンスが異なります。言葉では表現しづらい微妙な心の感覚を一瞬一瞬自覚して、1つ1つシンプルな言葉に翻訳し、その内容を行動の指針にする、ということです。たとえば、理屈や一般常識に叶っても何かすっきりしないモヤモヤ感を感じたら、それは「No」というシグナル。心の奥底から沸き立つようなワクワクする気持ちを感じたら、それは「Yes」というシグナル。心に迷いを感じたら、それは「保留」というシグナル。その感覚を信頼して素直に従ったら、いったいこの一年間はどういう一年間になるのか!?ちなみにこの実験に取り組み始めてから半年過ぎましたが、今のところ会社の業績は至って順調です。何よりも精神的に楽です。そして、特に意識をすることなく、行動の一貫性を保つことができます。言葉以外に、人には物事を理解する能力が、生まれながらに備わっています。それが「感じる心」です。頭で一通り考えた上で敢えてその「感じる心」に行動の決断をゆだねることができれば、きっと人生、そんなに歯をくいしばってがんばらなくても、もっともっとハッピーに生きることができると思います。社会に出ると周りからのプレッシャーがうるさいので、ぜひ学生のうちに挑戦して、その効用をためしてみてください。